レッツノート CF-SV8 B5ドライブ高解像度Win11対応2万円台~

CF-SV7の後継機種、レッツノートの丈夫さ・軽さ・長時間バッテリ駆動を実現しているザ・レッツノートと言われる製品です。レッツノートの王道SZシリーズの後継としてフルモデルチェンジされた商品になります。サイズ感・質量・キー入力画面サイズなどを考えても12.1インチ、1kgを切るザ・レッツノートです。Windows11に正式対応しているこの製品が、もう2万円台で購入可能です。この筐体で1920 x 1200 という解像度は嬉しいです。

光学ドライブ搭載 ※非搭載のモデルもあるので注意

この製品の大きな特長として、1kgを切る筐体に スーパーマルチドライブを内蔵しています。

ROMだけではなく書込みにも対応しています。

光学式ドライブ 連続データ転送速度、対応ディスクおよび対応フォーマット一覧表

DVD-RAM、DVD-R、DVD-RW、+R、+RW、High Speed +RW、CD-R、CD-RW、High-Speed CD-RW

解像度

12.1型(16:10)WUXGA TFTカラー液晶(1920×1200ドット) アンチグレア

12.1インチでこれだけのFull HD以上の解像度を実現しています。B5ノートパソコンの一般的な解像度は1366 x 768。それを優に超え、さらに高画質を目指した解像度を実現していて、軽いんです。

バッテリ駆動時間

駆動時間: (S)装着時:約13時間

10時間以上の駆動時間、どういう事ですか?と思いたくなります。10時間以上作業ができる長時間バッテリ駆動モデルです。Let’s Noteでは当たり前の世界ですが、基本的に中古で購入しても5~6時間駆動は当たり前で、1日バッテリ駆動で作業していても問題がないくらいです。

ただ、ショップではバッテリ駆動時間については補償対象外のところが多いので、不安な場合はこっそりメールなどで確認すると、程度の良いモデルを都合してくれることがあります。

CPUスペック

インテル® Core i5-8265U プロセッサー(1.60GHz / 最大3.90GHz)
インテルスマートキャッシュ6MB、動作周波数1.60GHz(インテル ターボ・ブースト・テクノロジー2.0利用時は最大3.90GHz)

スコア 5,910

前モデルSV7に採用されていた、CPU Core i5-8250Uと比較すると

スコア 5,896

SV7のCore i5 8250Uのスコア 5,896 と比較して、CPU性能はほぼ同等という事で、ベンチマークでのCPUによるスペックアップはあまり期待できない数値になっています。

ただし、CF-SV8のCore i5はWhiskey Lakeは、製造プロセス14nm++、4コア8スレッド、ベースクロック1.6GHzといった部分はSV7で搭載していたKaby Lake Rとほとんど同じですが、ターボブースト時の最大クロックが大きく引き上げられているので、高負荷がかかるような作業、処理に時間がかかるような作業では待ち時間が短縮される効果がありそうです。

これだけのスペックがあれば、Excel,Wordの事務処理はもちろん、プログラム開発、簡単な映像編集、画像編集も全く支障のないレベル(個人差があるので注意)で必要十分なスペックだと考えられます。


発売時期

2019年6月

スペック詳細

OS Windows 10 Pro 64ビット

  • Windows 10 Pro 64ビット
  • インテル®  Core ii5-8265U プロセッサー1.60 GHz
  • メモリー : 8GB
  • ストレージ:SSD 256GB
  • 長時間駆動:約13時間駆動(バッテリーパック(S)搭載時)
  • 省電力設計

Windows11アップグレード対象機種

CF-SV7シリーズは、パナソニック公式ページ上に、Windows11アップグレード対象機種として掲載があります。

webカメラ内臓

テレビ会議する機会多いですよね。このマシンはテレビ会議するのに十分なスペックをもっているのはもちろん、Webカメラも搭載しています。出先でもすぐにテレビ会議可能です。

軽量

軽くて丈夫なのが、なんといっても魅力なレッツノートです。

インターフェースが充実

アナログRGBに対応しているノートパソコンは希少になってきました。それでいてちゃんとHDMIも搭載されていますし、USB3.1にも対応するType-C USBコネクタ。Bluetoothにも対応しています。

また、有線LANも搭載していてうれしい限りです。

バッテリー交換

購入した際に、万一バッテリーがへたって全然バッテリ駆動ができなかったら悲しいですね。最近のノートパソコンは、バッテリの交換はたいへんですけど、レッツノートは脱着式のバッテリを搭載しているので、新しいバッテリを購入して簡単に付け替える事が可能です。

SSDの交換

SSDは交換可能です。

使われているSSDの形状は m.2ソケットになっています。元々の使用は m.2 SATAが使われていますが、NVMe SSD へ換装したという方もいらっしゃいます。

メモリ増設

SV8シリーズのメモリは標準8GBが多いです。16GB搭載モデルもあるにはありますが、価格が高くなります。増設用のポートはありません。オンボードのメモリが半田付け、これを取り換えるには、かなり高度な技術が必要と思います。

実質上、オンボードで増設不可

実質的に、メモリ増設は不可能だと思ってください。

レビュー

出展:kakaku.com より

やっぱりレッツノートはいいですよね。CF-SX4を利用していたユーザが、SV8に乗り換えた時の感想になっていて、さらに軽く感じています。メモリも8GBで、問題なく使えているとの事です。私もSZ6,SV7を利用しておりますが、SV7の8GB搭載RAMで十分です。

軽くて華奢、ボディ強度は落ちているかも

【デザイン】キーボードからパームレスト、そこから手前へ曲面仕様になっている。そこが少し新鮮。

【拡張性】thunderbolt3(typeC)がついた

【持ち運びやすさ】これまで使っていたCF-SX4に比べると、軽くて華奢な感じ。

【画面】満足

【コストパフォーマンス】中古で安く手に入れたので満足です。本当はRAM16GBほしいけど8GBでも今のところ問題なく使えています。

【総評】Win11でOffice2021を使っています。これでもう数年は使っていこうと思います。

CF-SV8とSV9の違い

発売時期が1年違います。

SV8は2019年秋冬モデル

SV9は2020年秋モデル

外観上から先代の CF-SV8 や先々代の CF-SV7 との違いを見つけることは難しい。

SV9は、CPU は Core i5 10310U を採用。4コア8スレッド 1.7GHz/4.4GHz ながらも TDP15W なので消費電力の削減に大きく貢献。第8世代CPUのSV8と、第10世代CPUのSV9って事です。

SV9のストレージは非常に高速な SSD (2400MB/s) の256GB を搭載しています。これはSV8搭載SSD速度がread 550MB/sec程度だったことを考えれば大きく進化していると言えます。

もちろんSV8も、SV9もどちらも優秀なマシーンです。中古価格がSV8だと2万円台、SV9だと4万円台というところで私が選定するならコスパ的にSV8で十分じゃないかなと思ってしまいます。

まとめ

もし、B5サイズでお探しなら、SV8がかなり手ごろになってきました。さらにWindows11に正式対応してます。メモリも8GB搭載で、CPUパワーもあり、長く使う事ができますね。

第8世代CPUを搭載し、さらに堅牢性に優れたレッツノート。放熱設計もばっちり生かされ、発熱制御のためにCPU速度下げる事無く、可能な限り速度を保つことが期待できます。

こんなマシンが3万円台で購入できる。中古レッツノートすごいです。